服というものは
元来の目的から考えますと
自己の主張や表現方法の一つとして
というよりも
まずは雨風をしのいだり
外気から身を守ることが第一義として
挙げられると思います。
同時に先に挙げたような
物理的外的要因からだけでなく
精神的な意味においても
同様のことが言えるのではないでしょうか。
比喩的な表現として
裸の自分
という言葉が使われる時があります。
この場合実際に裸ではありませんが
飾らない素の自分という意味で用いられています。
逆説的に考えますと
良し悪しは考えずに
服を着る=隠す・偽る
となります。
羊の皮を被った狼が分かりやすい例です。
言い換えますと
服とは他から己を守るもの。
『今日の服、攻めてるね〜』
『勝負服着てきました!』
などという言葉は
ともすると積極的な攻め指向を含んだ言葉だと
思われがちではあります。
さにあらず
これらの本質は守りなのです。
曰く、攻撃は最大の防御。
実のところは
攻めではなく防御ということなのです。
ちなみに
今日の私は5枚着ています。
必然的に防御力はかなり高いです。
漫画『ナルト』において
初代火影である千手柱間は
口寄せで
五重羅生門という
高い防御力を持った忍術を使いました。
同じ五重。
図らずも火影レベルまで私も来たんだなぁと
感慨深いものが御座います。
こちらをよろしくお願い致します。