間は魔に通ず

本日の営業終了までまだお時間は御座いますが

ご来店下さいました皆様、

心よりお礼申し上げます。

本当にどうも有難う御座います。

 

・・・

野球の投球速度の最速記録は

現在時点で170km/h弱なのでありますが

その記録に近い数字を出す選手は何人かいます。

 

そのようなすごい投球能力を持つ彼らが

鬼と対峙した時に

その能力で対峙することは果たして可能なのでしょうか？

 

威力云々以前に

まず一番最初の問題として

平常心でいられるか？

という事があります。

 

何せ鬼ですからね、

棘のついた金属の棒を

ブンブン振り回してくる相手を目の前にして

冷静にいつものフォームで投げられるのだろうか？

という事です。

 

次に距離の問題があります。

野球ではマウンドからホームベースまで

18.44mです。

しかしボールと違って豆を投げるとなると

その距離は厳しいものがあります。

おそらく当たる前に失速してしまうでしょう。

つまり人力では

鬼とは距離を取りながらの中長距離攻撃はほぼ不可能あると言えます。

狙うべきは至近距離から。

豆で。

 

とは言え

あまり近づくと

彼らの金棒の餌食になりますので

適切な空間を把握すること、

つまり

間を支配することが求められます。

 

『間は魔に通ず』

これは

かつての私の武術の師匠が言っていた言葉ですが

その意味が今になって

ようやく分かった気がします。

 

あれから数十年・・・

今年で私は師匠が病に倒れた年齢になります。

『お師さん、私の歩んでいる道は正しい道ですか？』

『お師さん、今、無性にあなたに会いたいです・・・』

 

・・・という

よくわからなくも無いとも言えない感じで

節分をお過ごし下さいませたら

ある意味でいい感じかもしれない

気がしないでも無い可能性は否定できないと思います。

 

 

鬼は外！

福は内！

 

こちらをよろしくお願い致します。

 

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