天才バカボン。
赤塚不二夫氏の作品でありますが
タイトルと異なり
主人公的な立ち位置にいるのは
バカボンのお父さん、
いわゆる
バカボンのパパ
なんです
・・・
と
思ってしまいがちなのですが
実はそうではないのです。
なるほど
確かにバカボンのパパの
破天荒な言動が目立つから
そう考えてしまうのも
無理はありません。
私自身もそう考えている時期がありました。
しかし
実はこの部分において
赤塚氏から若者に向けた
深いメッセージが
読み取れるのです。
・・・
ひょっとしたら
バカボン本人も
自覚していないかもしれません。
『主役はパパだから』
『僕は脇役だから』
・・・
しかし
そうではないのです。
タイトルがバカボンである以上は
やはりどうあっても
主人公は
バカボンなのであります。
人生も然り。
目立つ人が主役となる訳ではありません。
いつまでも脇役だと思っていたら
自分には関係が無いと思っていたら
大間違いです。
中学生・高校生の諸君!
君の人生は
もう始まっているぞ!
実感しづらいかもしれないが
他人事ではない
君が主人公の君自身の物語。
他人に委ねたりするものじゃない。
お前が消えて喜ぶ者に
お前のオールを任せるな。
誰も何もしてくれない。
何も聞かせてくれない。
僕の体が昔より
大人になったからなのか。
思春期に少年から大人に変わる。
大人の階段上る
君はまだシンデレラさ。
幸せは誰かがきっと
運んでくれると信じてるね。
と
名曲3曲を持ち出し
そのまま
しれっと終わらせようとする試みの中
皆様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか?