寒空に思う 冷えますなぁ 全くですなぁ と頭の中で二人のおじさんが会話しております。 私がおばさんになっても そう歌ったのは森高千里だったでしょうか、 なるほど、いいでしょう、 百歩譲って この先 私がおじいさんになる事があるとするならば 頭の中の彼らも おじいさんになっていくのでしょう。 だが そして そういう生き方も悪くない そう思えるような 冬の夜であった。 ~完~