本日の営業も
あと90分程で終了致します。
ご来店下さいました皆様、
心よりお礼申し上げます。
本当に
どうも有り難う御座います!
・・・
今日は少し真面目に。
伝える事の難しさ・・・
いえ、難しさと言うよりも
私の伝え方の拙さを
日々、痛感しております。
ボルダリングの事について
申しますと
私自身、決して上手ではありませんが
理解できるものについては
説明は出来ます。
しかし
説明できると自分で思う事と
理解して頂く事というのは
全く別のものです。
小学生のころ
私は算数がとても苦手でした。
先生に『何が分からないの?』と聞かれても
何が分からないのかも分からない。
なので
いくら説明されても
もはや全てが理解不能。
そんな事がよくありました。
今、思うのは
私が説明する時に
その様な事をしていないか?
相手の方が分かるように伝えられているのだろうか?
と言う事です。
おそらく
出来ていません・・・
伝えられていません・・・
挨拶は聞こえなければ意味がない。
それと同じく
説明は理解して頂いて初めて意味を成す。
これは
ボルダリングに限ったことではなく
日常のどのような場合においても
同じ事が言えると思います。
“丁寧に”とか”優しく”とか
そういう事ではありません。
そういった事は
あくまでも
伝えると言う事に対しての
技術的なものの一つであって
本質を捉えるものではありません。
“親切に”とか”分かり易く”とか
そんなものは相対的なものであり
自らが発するものではありません。
思うに
そこには
“してあげる”・”やってあげる”
という自己満足的な意識が存在し
本当の意味で
思い遣ると言う事にはなりません。
全ては
受けての方次第であり、
自分の”しているつもり”などは
自惚れの最たるものです。
大事な事は
どれだけ相手の立場になって
考えられるか?
どれだけ相手の疑問や気持ちを
感じられるか?
と言う事だと思います。
もちろん
気持ちが分かるなどと言ってしまうのは
全くおこがましいことであります。
しかし
そう努める事により
少しだけでも
相手の方に届く言葉を選べるのだと思います。
到底、至らない私ではありますが
自我を捨て
相手の気持ちを受け入れ取り込み
自己で言葉を選び届ける
と言う事を
日々、心掛けて参ります。
皆様、
素敵な金曜日の夜を
お過ごしくださいませ。